野球実況

【MLB実況を英語で観よう!】Vol.22 大谷選手 10号&11号ホームラン in 2022

エンゼルス大谷翔平選手が大活躍のMLB。
毎朝の野球ニュースを楽しみにしている人も多いですよね。

日本語訳がついたニュース動画もいいですが、現地の英語実況・解説を理解できるようになるとより一層楽しめると思います。

大谷選手を応援しつつ、野球実況を通して英語力も鍛えられれば最高!!

というわけで実際のMLB実況動画に登場する英語表現について取り上げていきたいと思います。

今回の実況動画

今回は大谷選手が2022年シーズン第10,11号の二打席連続ホームランを打ったこちらの動画(MLB公式動画より)を取り上げました。

引用元:MLB公式Youtubeチャンネル(https://youtu.be/JCn7XDqbTrY)より

動画のタイトルについて

動画タイトル の
“TWO MORE OHTANI HOMERS!! Shohei Ohtani gets 10th and 11th homers vs. Blue Jays!”
から見ていきましょう。

<主な語句>
① homer = [名]ホームラン

というわけで日本語にすると、
『大谷のホームランが2本追加!! 大谷翔平がブルージェイズを相手に10号,11号ホームランを打った!※』
となります。
※英語ニュースでは過去の出来事でもタイトルには現在形が使われます。

それでは動画の内容に移りましょう。

Scene1 10号ホームラン

まずは0:00~0:42のシーン。2番指名打者で出場した1回裏の第一打席でいきなりホームランが飛び出します。

再生ボタンを押すと該当時間から始まります↓

スクリプト&語句

スクリプトや登場する語句は以下の通りです。

<スクリプト>
実況者(Patrick O’Neal, play-by-play commentator):
“Drive, right field, hit well, saddle up! That one is gone! 1-0 Halos! The 10th on the season for SHOTIME!”
(強い当たり、ライトへ、いい当たり、出るぞ!入った!1-0でエンゼルスが先制!ショータイムの今年10本目!)

解説者(Mark Gubicza, color/expert commentator):
“(I) Think there’s a 5th outfielder in the stands there, PattyO.
That ball is crushed. Shohei Ohtani. Just 109 miles per hour exit velocity. Gets out quick. It’s good to see Shohei Ohtani driving that baseball.
2nd career home run, showed the home run to left center this time against Berrios to right center. Halos up right away, 1-0. Wear that cowboy hat, Shohei Ohtani.”
(5人目※1の外野手がスタンドにいると思うよ、パティオ※2
ボールが粉砕されていたね。大谷翔平。109マイルの打球速度。素早く飛んで行ったね。大谷がボールをかっ飛ばすのを見れて嬉しいよ。
左中間へのホームランはべリオスから打った2度目のホームランだ。ヘイローズがすぐに先制して1-0。カウボーイハットをかぶってね、大谷翔平。)

実況者:
Giddy up, Cowboy!”
(行け!カウボーイ!)

※1 大谷シフトが敷かれていて、ブルージェイズの外野には4人が守備についていたため
※2 実況のパトリック・オニールさんの愛称

<主な語句>
① drive = 長打を放つ
saddle up = 準備する(≒get ready)
 (saddle upについての詳しい解説はこちらの記事の補足もご覧ください)
③ Halos = ヘイローズ。天使の輪(halo)にかけたエンゼルスの愛称。
④ outfielder = 外野手
⑤ crush = 粉砕する。かっ飛ばす。
⑥ velocity = 速度
⑦Giddy up = はいどう、ハイッ、行くぞ

補足説明 ~ Giddy up ~

ここで登場した“Giddy up”についてもう少し掘り下げます。”Giddy up”とは乗馬の際に馬のスピードを上げるために用いる掛け声で日本語だと『ハイッ!』や『ハイヤッ!』等に相当します。前回ご紹介した”Saddle up”と同じく、カウボーイハットに掛けて実況のパトリック・オニールさんが用いたものと思われます。

“Giddy up”という曲がありましたのでご紹介します。
とってもキャッチーでわかりやすい曲なので、これを観れば”Giddy up”が頭から離れなくなること請け合いです!笑

Scene2 11号ホームラン

つづいては0:43~1:20のシーン。3回裏に二打席連続となる第11号ホームランが飛び出します。

再生ボタンを押すと該当時間から始まります↓

スクリプト&語句

スクリプトや登場する語句は以下の通りです。

<スクリプト>
実況者(Patrick O’Neal, play-by-play commentator):
“2-2. Driven center field. Shohei Ohtani staring that one down! Oh my! Forget about that one! Multi-home run game 6 to 4. Angels back in it! Sugoi!!”
(カウント2-2。センターへの強い当たり。大谷翔平は打球の行方をじっと見つめている!マジか!打った瞬間にわかる特大ホームラン!マルチホームランゲームで6-4。エンゼルスが反撃!スゴイ!!)

解説者(Mark Gubicza, color/expert commentator):
“Shohei! Show me the power! Center field! Blast! Shohei Ohtani, sugoi!! Crushed it! Just like that, respond right back! Oh, that cowboy hat is heating up.”
(翔平!パワーを見せつける一発!センターへ!ホームラン!大谷翔平、スゴイ!!
かっ飛ばした!あっという間に反撃だ!おお、カウボーイハットが温まってきたね。)

実況者:
“Giddy up!”
(ハイヤッ!)

<主な語句>
① stare ~ down = ~を見下ろす
② Forget about that one! = 打った瞬間にわかる特大ホームラン!
③ multi- = 複数の
④ blast = 爆発、ホームラン(俗語@野球)
⑤ just like that = あっという間に

補足説明 ~ Forget about that one! ~

“Forget about that one!”は直訳すると『あのボールのことは忘れてくれ!』となりますが、『忘れてくれ』→『諦めてくれ』→『諦めるしかない特大ホームラン』と言う意味で使われます。実況の中では”You can forget about that one!”のような形でも登場します。

おわりに

大谷選手の確信歩き。本当にかっこいいですよね!
カウボーイに掛けた実況、解説のお二人から飛び出すワードもとても面白いですし、ボキャブラリーを増やすのに持って来いです!!